スマホでいつでも写真や動画を撮れるようになり、ファイルはスマホにたまる一方。気が付けば数千枚になっていることも珍しくはない。
撮りだめした写真の移動は、AndroidスマホだとSDカードやUSBケーブル経由でPCに取り込むなど、比較的簡単にできる。
iPhoneの場合はiCloud経由かiTunesを利用する方法が一般的だが、操作が複雑だったり無料で使えるクラウドの容量が足りなかったりして、苦労することが多い。
そんなこともあってか、近頃サードパーティから便利なフラッシュドライブがいくつか発売されている。
今回はその中の1つ、SanDisc iXpandフラッシュドライブを使ってみた。
USBフラッシュメモリを大きくしたような筐体にUSBコネクターとLightningコネクターが付いている。
iPhoneに接続すると最初にAppStoreから「iXpand Syc」というアプリのインストールを促される。
このアプリでカメラロールの写真・動画を選択してiXpandにコピーしたり、逆のことができる。
128GBもしくは64GBモデルならPCがなくても保存には十分な容量だ。
ただしiPhone 4S以前のモデルは「Lightningコネクター」ではなく「30ピン Dockコネクター」なので、4S以前のiPhoneから新しいiPhoneに写真を移動したい場合などは、次の方法ですることになる。
1.古いiPhoneをDockコネクターでPCのUSBポートに接続し、PC側からiPhoneの写真をPCにコピー。
2.iXpandをPCに接続し、PC側から写真をiXpandにコピー。
3.iXpandを新しいiPhoneにLightningコネクターで接続。
4.専用アプリ(iXpand Sync)でiXpandからiPhoneのカメラロールへ写真をコピー。
また、iXpandはiPhoneで撮影した写真を自動バックアップすることも可能で、バックアップ後にiPhone内の写真を削除してくれる機能もある。
実売価格は64GBモデルで8,000円前後。iPhoneの写真整理で困っている方は一考の価値ありかと。